対比|基本

選択の指針


二つの話題を比較する場合に適しています。

図解イメージ


意思決定や判断を依頼する際に、二つの話題を比較しその差や違いを明確に説明します。
特に一つの案に対して、Pro(メリット、良い点、肯定、長所、強み)と、Con(デメリット、欠点、否定、短所、弱み)の2つの立場で情報をまとめ比較することで、案実施の可否を判断する場合に用います。
その他のケースでは、他者の意見や主張と、自分の意見や主張を比較して述べる場合にも、有効です。ただし、違いばかりを主張すると差は明確になりますが、同じ個所が分からなくなるので、そのような場合は、「交差」を使い、重なりあう部分、個々に違う部分を説明すると、より建設的な発言として受け入れられ易くなります。


書き方

  1. 十字を書きます。
  2. 上部の左右にタイトルを書きます。タイトルに対比語を使うと分りやすいです。
  3. 説明に従い、左右のタイトルの下に内容を示すキーワードを書きます。

事例


新商品の販売にあたり、インタネットの直接販売モデル(主題)を検討しています。今回、直接販売のメリットとデメリットを対比して説明します。直接販売モデル採用の可否のご判断をお願いします。
まずメリット(話題1)を説明します。1)お客様の声を直接聞く機会が増え潜在ニーズを捕えやすい、2)流通チャネルや販売店への中間マージンが無く利益率が高い、3)最終販売価格のコントロールができる、4)需要動向を迅速に把握できる、5)自社ブランド力の向上、などがあります。次にデメリット(話題2)は、1)お客様との接点数が限られる、2)運用管理面(少量多物流、少額多請求)での強化や修正が必要、3)既存製品の流通チャネルや販売店との関係悪化への懸念、などがあります。デメリットの1)については、今後のネット利用率の向上により徐々に改善されると予測しています。デメリットの2)については、約350万円のIT投資が必要ですが2年で回収の予定です。デメリットの3)については、今回新商品の位置づけを流通チャネル様や販売店様にご説明し、理解して頂けるものと考えています。
以上、インタネットでの直接販売モデルのメリットとデメリット、及びデメリットに対する対策をご説明しました。