解説:相手の話しを聴く時に、何をメモするか

皆さんは、話し手の話しを聴く時に、何をメモしますか?

図1.話し手の話したことを文章でメモする
普通は、「話し手の話したことを文章(箇条書き)でメモ」します(図1参照)。

話し手は、自分(話し手)の考え(A)を、「言葉」で伝えます(B)。
聴き手は、相手(話し手)の言葉を(B)、文章でメモします(D)。
(A→B→D)の流れです。

そして、メモした内容(D)、話し手の話したこと(B)と同じであるかを、確認します(A=B=Dを確認)。
話し手は、自分(話し手)の話したこと(B)と文章のメモ(D)が同じであれば、きちんと伝わったと判断します。聴き手も、きちんと聴けたと判断します。

ここに落とし穴があります。
確かに文章のメモ(D)は、話し手の話したこと(B)と同じです。しかし、同じ情報を基にしている(B=D)からと言って、話し手と聴き手が同じ考えで(A=C?)あるとは言えません。
多くの人が同じ話を聴いても、個々人が違うこと考えていることはままあることです。

この様な状況を解決するために、ストラクチャードコミュニケーションでは、「聴き手の理解したことを図解でメモ」します(図2参照)。


図2.聴き手の理解したことを図解でメモする
話し手は、自分(話し手)の考え(A)を、「言葉」で伝えます(B)。
聴き手は、相手(話し手)の話した事を基に考えをまとめ理解したこと(C)を、図解でメモします(D)。
(A→B→C→D)の流れです。

そして、メモした内容(D=C)が、話し手の考え(A)と同じであるかを、確認します(A=D=Cを確認)。
話し手は、自分(話し手)の考え(A)と図解のメモ(D=C)が同じであれば、きちんと伝わったと判断します。聴き手も、きちんと理解したと判断します。

ストラクチャードコミュニケーションでは、、「聴き手の理解したこと(C)を図解でメモ(D)」します。図解での表現は、文章より直感的で情報の構造が分かり易いです。これにより、メモの内容を短時間で把握し易くなります。